あるぅ~日ぃ~、森の~なか~
昨日、日光のオヤマに登ってきました。
いいお天気で気持ちよかったのでございます。
晴天でしたが、高所なので涼しく、新緑のなかをいい気持ちで歩いておりましたら、
なにやら黒いカタマリが前方30メートルくらいを移動したよーな、しなかったよーな。
ボクは近眼なので(0.6くらい。面倒なのでコンタクトもメガネも使いません)、
遠くは良く見えないのでございます。
で、じ~っと目を凝らしていると・・・
今度はシカと見えました。
クマさんでございます。
体長1メートルくらいでしょうか。
熊笹の中を転げ落ちるようにヤマを下って行かれました。
いや~~、びびった!
どーしよーかと思いました。
栃木県の日光や足尾の山中にはツキノワグマがいるのは知っております。
そして、ヤマノボリしているからには、いつかそのうちお会いするだろうとは覚悟しておりましたが、
こんなに早く会えるとは思いませんでした。
そういえば
途中すれ違った(みのもんた言うところの)お嬢様方が、
「向こうの分岐で、クマが出たって騒いでたわよ!」
と、教えてくれたのでゴザイマス。
ま、騒いでたのなら、もう遠くに行っただろうと思っていましたが、まさか、ねぇ。
怖いのでそこからラジオを鳴らして(熊鈴はボクも連れもつけてました)進みました。
ビクビクしながらね。
で、峠に着くとおじさんがひとり座っておりました。
その方、山頂でお願いしてカメラのシャッターを押していただいた方です。
聞きますと、その方一つ前の峠でお弁当食べてたら、物音がして、ふと顔を上げたら数メートル先にクマさん。
思わず目が合って・・・・・、あわてて猛スピードでひと山越してきたそうな。
で、あまりにも猛スピードだったので、息は上がるし、足は痛いわで、ここでしばらく休憩していたんだとのことでした。
きっと、恐ろしいくらいのスピードだったんでしょうねぇ、
土産話が出来た、なんて笑いましたが、
・・・やっぱクマさんとはお会いしたくないなぁ。