スカイツリーとスページア
お休みとって、家の用事で東京行ってきました。
用事そのものはどーでもいいのですが、夕方の中途半端な時間に帰ることになったので、
どうしようかと地図を睨みながら考えまして・・・
こどもの頃からの憧れである東武鉄道の特別急行スペーシアに乗ろう。
浅草始発なので、未見のスカイツリーも見ることができるので一石二鳥!と相成りました。
で、特急切符を購入後、吾妻橋のたもとに向かうとみなさんカメラを構えている。
・・・こんなふうな景色になっておりました。
右からアサヒビール吾妻橋ホール、アサヒビール本社屋、東京スカイツリー、墨田区役所、
吾妻橋ホールの奥は都市再生機構(昔の住宅整備公団)の賃貸住宅。
ひとつひとつの建物がバラバラな感じがするなぁ、それに浅草のイメージに合わないなぁ、と感じるのはボクだけでしょうか?
スカイツリーって、中東のオイルマネーが有り余った国系のデザインじゃないの?
日本的美的感覚からすると 品がないような気がすると思っていましたが、実物を見て確信しました。
これは日本には会わん、それに時代遅れ的!
最上部のアンテナ部分。634メートル。
下のほうの展望台が350メートル。入場料金2千円。
上のほうの展望台が「特別展望台」450メートル。ここまで登ると3千円。~~高い!と思う。
わざわざ遠方から来た人は払うかもしれんがねぇ。
まだクレーンがお仕事してました。
で、本題のスペーシア。
鬼怒川公園行きが「きぬ」、日光行きは「けごん」。ボクが乗りましたのは「きぬ」。
小さい頃から東武日光線沿線に住んでいまして、走り行く特急列車を眺めておりました。
当時眺めていたのは1720系。ボクが生まれる前から走ってた。いつかは乗りたいなぁと思っておりましたが
その機会はありませんでした。
浅草に行くにしても、日光に行くにしても、当時のボクの家からは中途半端な距離。
停車駅のことを考えれば、特急に乗るよりも快速で行ったほうが早かった。
現行は100系。1990年より走行。
お値段は1両あたり2億1千万円。
これは新幹線700系よりも高額だうな。そんなにすごいのか?と以前から気になっておりました。
で、(よくわかならいでしょうが)まずドアが外に開いてます。外形がフラットになるそうな。
室内。もちろん狭軌なので4列シート。落ち着いた色遣いですが、なんとなく薄汚れた感がある。
銀座東武ホテルと同じデザイナーの作だそうな。
シートの背面gた非常に高いので、包まれ感が高く、プライバシーが保たれてます。GOOD。
フットレスト付。でもボクには邪魔でした。使わない時は跳ね上げられたらいいな。
こんな大型のテーブルが付きます。新幹線と違って観光客のためというのがコンセプトですから、
ここにおつまみとかお弁当とかビールとかタクサン置いちゃってください仕様。
さらに単独ではなく、グループでのお出かけを意識しているのでしょう。
もっとも通路側のせきにはこのような肘掛収納の個人用テーブルも装備。
たまたまボクの座った席には、ホットボンド的な補修の跡がありました。
それと 写真にあるようにエントランスから通路、座席にいたるまですべてカーペット敷き。
これは高級感あるな。もっともあらゆる金具(金属部分)が金色なのは成金趣味のような気がしますが。
そうそう、最初に感じた「薄汚れた感」は、これでした。
照明灯&エアコン吹き出し口ですが、汚いでしょ。
手垢とおそらくタバコのヤニでしょう。汚いな~。ここだけでなく、壁面、肘掛など至る所がこんな具合。
新幹線はこういうことはない。
マジックリンをつけてきれいにしてやりたい!
お値段は浅草~栃木間で特急料金800円(平日昼間割引。通常料金なら1,100円)とお安い。
新幹線の半分のお値段。もtt新幹線の東京宇都宮間が高すぎなんだよ。
長年の夢のスペーシアに乗れて満足。ただし、かなりガッカリしました。
東武の誇る優等列車なんだから、もう少しがんばってメンテして欲しい。
一番気になったのは、座席のヘタリ感でした。いい加減にスプリングだがマットだかを変えたほうがいいです。
非常に座りづらかった。これなら悪評高き東北新幹線の6列シートのほうがマシ!