つまようじの魔術師
クラシック音楽が好きなんですが、最近ゲルギエフにはまっています。
いいんだなぁ、ゲルギエフ。
■ヴァレリー・ゲルギエフ
1953年、モスクワ生まれ。
レニングラード音楽院(現サンクトペテルブルク音楽院)でイリヤ・ムーシンに師事し、指揮法を学ぶ。同院在学中にカラヤン指揮者コンクール(英語版)2位、全ソ指揮者コンクール1位の栄誉に輝く。
1977年レニングラード音楽院を卒業キーロフ劇場(現マリインスキー劇場)の指揮者となる。
1988年キーロフ劇場芸術監督に就任する。35歳の若さで、しかもソ連崩壊の混乱期に遭遇し、ゲルギエフの劇場経営は困難を極めたが、国際的な支援を得て、マリインスキー劇場を世界的な地位へと引き上げた。
2007年よりロンドン交響楽団の首席指揮者に就任。就任時より公演活動においてはプロコフィエフの楽曲に力を入れる一方、LSO LIVEレーベルではマーラーの交響曲第6番を皮切りに、順次マーラーの交響曲録音を行っている。
実に楽しく、情熱的な音楽を聞かせてくれるのですが、この方「つまようじ」で指揮することがあるので有名。
でしょ。ホントつまようじ使ってますよね。
指揮は右手でリズムをとって、左手で表情をつけるものだとされてますが、ゲルギエフの場合は、両手で細やかな表現をしたいために、指揮棒はジャマと考えているらしいです。
で、このゲルギウエフがN響を指揮したことがありまして、これがまたすばらしい出来なのです。
N響がN響じゃないみたいに、実に楽しげに演奏してますよ!
■チャイコフスキー 交響曲第6番「悲愴」
ナマで聴きたいもんだ。