栃木からのヤマノボリ日記

登山記録とやったこと、考えたこと

20120801_日光男体山夜間登山~登拝講社大祭 まとめ

■20120801_日光男体山夜間登山~登拝講社大祭

 まとめ→★

 その1→★

 その2→★

 その3→★

 その4→★

 その5→★

 その6→★


奥日光の男体山に夜間登山に行ってきました。

男体山日光二荒山神社のご神体であります。

そのご神体は開山期間中の朝6時以降しか登ることができません。

終了は昼の12時頃らしい、(日没までに下山できる時間で閉鎖)

でも年に7日間だけ24時間いつでも登山が許されます。それが「男体山登拝講社大祭」。


■登山前の様子

ヤマノボリスト~オヤマの上でボ~ッとするヒト~


■神社のHPより転載

登拝祭は、二荒山神社中宮祠の最大の祭りで、今から1,200年以上前の奈良時代末より連綿と続き、男体山信仰に根ざした、登拝講社を中心として祭りでです。
毎年7月31日より8月7日までの一週間行われ、神社境内は登山者や参拝者で賑わいます。

日本で唯一この期間に限り、ご内陣入り参拝(ご本殿内のご神像奉拝)ができます。
又、男体山登山口は、この期間午前零時に開けられ夜間の登山ができ、山頂でご来光を仰ぐことができます。
頂上の奥宮の開けられ、社務所では、お守りや『登拝之証』(登山証明書)等の他、ご神水、コーヒー等も授与されます。

期間中は数々の奉納行事が実施されますので、皆様のご参加、ご参拝をお待ちしています。

○期間・内容
平成24年7月31日(火)~8月7日(火)

◆登拝講社大祭とは
・1,200年以上の歴史を有し、奥日光の霊場と言われる二荒山神社中宮祠の最大の祭りで、男体山の神様(だいこく様)を称えまつり、諸願成就を祈願する祭典です。
・祭りの中心は2つあります。
★ 一つは 男体山登拝
 (山に登ることにより神霊をより深く身に受けて心身共に健康になること)
★ 一つは、ご内陣参拝
 (全国で唯一の、特殊参拝です)
他にも『奉納花火』や『みやま踊り』等の行事もあります。

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どして「講社」と言うか。まぁ簡単に言えば登拝するのに「講」という名のグループを組んで行きましょう、ということ。大山講とか伊勢講とかあったじゃない。 参考サイト→★



■ボクの行程

21:00 宇都宮発

22:30 中禅寺湖畔着

      (駐車、身支度)

23:00 二荒山神社中宮祠着、受付(登拝料千円です)

00:00 登拝開始

       最初は「講」の方。50人くらいかな。その後一般人がスタート。

00:17 登拝開始

00:52 3合目

01:18 4合目

02:25 7合目

03:27 9合目

03:58 頂上・・・・・・登り:3時間41分

04:45 ご来光

06:00 下山開始

06:33 8合目

07:45 4合目

08:05 3合目

08:25 下山完了・・・下り:2時間25分


ちなみに昼間登ったタイムは


        今年   去年  一昨年

0合目    7:10   6:45  6:35

頂上    10:24   9:56  9:35

所要時間  3:14   3:11  3:00  ←今回3:41


頂上    11:50  11:10  10:50

0合目   14:00  13:30  13:15

所要時間  2:10   2:20   2:25 ←今回2:25


行きも下りも渋滞があったのと、そもそも暗くて道がわからないよ~、というロスタイムがあったためかなり遅い。

しかし、ゆっくりだったせいか足腰はなんともないです。

わずか1ヶ月前にヤマノボリしたとき、下山時は泣きたいくらいに膝がガクガクだったのにね。


■湖面から頂上まで標高差1200mを3時間半で登るのだ

 (ちなみに富士山吉田口からの標高差は1,450m)

ヤマノボリスト~オヤマの上でボ~ッとするヒト~


そのほかのメモ。

・駐車場は中宮祠内の登山者用は閉鎖してあり駐車不可。

中宮祠前道路沿いの参拝者用駐車場は利用可能のようですが、22:30段階で満車。

・よって湖畔第一駐車場を利用。(翌朝10時までに出庫すれば無料)

・平日だったせいか、0時に登山開始したのはおそらく3~400人くらいかな)

  新聞によれば初日は1,000人登ったらしいです。

・ヘッデン必須。手元ライトは不要

・頂上が寒い。5度くらい。なのでダウンと手袋必須。みなさん凍えてました。

・頂上でカップめんの販売あり。300円。

  ボクは火器を持っていきましたのでコーヒー。ことさらウマかった。

・登りも下りも渋滞。先を急がずゆっくりと登りましょう。

・徹夜で歩くわけですが、ボクは眠くなかった。(ダウンしている人がチラホラいたけれど)

・合目合目に係りの方がいて面倒を見てくれる。(自衛隊二荒山神社の氏子さん?)

・登山者は、乗れてる人3割。カメラ屋3割。普段は山登らない人4割くらい。

  なので、登山マナー知らず(道を譲らない、挨拶しない、落石するなど)の方多し。

  寛容の心で接しましょう。

・4合目(1つ)と頂上(2つ)に簡易トイレあり。使わなかったのできれいかどうかは知りません。

  どちらも10名程度の列ができてました。

↑これは初日のお話で、それ以外の日はたぶん違うと思われます。

ヤマノボリスト~オヤマの上でボ~ッとするヒト~

イチバン感動したのは、ご来光じゃなくて、星空。

大きな流れ星を何個も見た。男体山はキツイ山だけどあれが見るために来年も登りたい。


■20120801_日光男体山夜間登山~登拝講社大祭

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