栃木からのヤマノボリ日記

登山記録とやったこと、考えたこと

コンセール・マロニエ21 弦楽器部門予選会

本日はお天気&前日早寝ができなかったためオヤマ行きはナシ!


なので、栃木県総合文化センタで開催されている「コンセーレ・マロニエ21」の弦楽器部門の予選会にを覗いてきました。


ヤマノボリスト~オヤマの上でボ~ッとするヒト~


コンセール・マロニエ21とは県(具体的にはとちぎ未来財団だけど)が主催する若手音楽家のコンクール。どうやら、①弦楽器&声楽 ②金管&ピアノ の4部門を隔年で開催しているらしい。


公式HPはコチラ→★

(上のリンクはそのうち消えちゃうだろうから、

 下の方にいろいろ概要を書いてありますので、知りたい人はそちらをどうぞ。)


あ、マロニエとは「栃の木(トチノキ)」のこと。栃木県が行う各種イベントにはこのマロニエが冠してあることが多いね。


本日は12時から18時半まで6時間半の長丁場。(休憩含む)

ボクが聴いたのは本日の弦楽器部門はヴァイオリンの一部とヴィオラ全部、チェロの一部。

13時から17時頃まで。


こういうコンクールを聴くのは初めて。


で、驚いたのは


キャパ1600人のメインホールに観客がわずか9人

ということ。

(演奏し終わった方が、客席に来て聴いてましたがこれは関係者ということでノーカウント)


■ボクの前にはだーれもいません。

ヤマノボリスト~オヤマの上でボ~ッとするヒト~

①ボク、②③初老のオッサン×2、④⑤オバハン×2、

⑥⑦演奏の合間にペチャクチャしゃべるおばさん2人組み、⑧美形の女性

チェロの途中で⑨1名女子高校生1名が追加。


観客が多いと係員も増員しないといけないのかもしれないが、それにしても演奏者がかわいそう。


いくら予選とはいえ、もう少し宣伝したらどうですかねー、栃木県さん!


途中退席するのも、悪くて悪くて。


金かけなくていいからさー、WEB上だけでもきちんと書いてあげればいいのに。

(ボクは文化センタの月間予定表から奇跡的にみつけました)


メインホールを使うくらいだから、それなりに気合が入ってるんだろう。

なんとかしてあげようよ。せっかく参加費15千円も払って、交通費自腹で来てくれるのだから、主催者である栃木県人として失礼なような気がします。


ボクはシロートですので演奏のウマイ下手がわかりませんが、みなさん緊張しつつ一所懸命弾いてました。甲乙つけがたし!


制限時間が10分ですけどそれをオーバーして「チーン」って鉦を鳴らされて演奏を中断させられた方が2名いらっしゃいました。充分練習しているはずなのにどうしちゃったんだろ?


クラッシック音楽も見た目ですねー。やはりドレスは大事だ。男性はユニホフォームのごとく全員黒のシャツとパンツでしたが、女性は色ドレスのほうがやはり映えますね。それと背もあったほうがウマく見える。シロート目ですので、もちろん審査員の方はそんなことには影響されないのだとは思いますが。


無伴奏あるいはピアノ伴奏のソロなわけですが、長時間聴くとやはり飽きる。オーケストラはやっぱいいなーと痛感しました。


明日は声楽。天気の具合でオヤマか音楽か?

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ヤマノボリスト~オヤマの上でボ~ッとするヒト~


「21世紀に飛翔するクラシック音楽界の有望な新進音楽家に発表の機会を提供し、今後の活躍を奨励するとともに、音楽文化の振興、発展を願って財団法人とちぎ未来づくり財団が開催するコンクールです。」


I 対象

 (1) 弦楽器(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス
 (2) 声 楽(ソプラノ、メゾソプラノ・アルト、テノールバリトン・バス)

II 参加資格 2012年5月1日現在
 (1) 弦楽器部門 満15歳から満30歳まで
 (2) 声楽部門 満20歳から満35歳まで
 ※両部門共に居住地、国籍は問いません。

III 参加料

 15,000円

IV 審査員

審査員長 = 丹羽正明
 副審査員長 = 沼野雄司
 弦楽器部門 = 小林武史  岡田伸夫  山崎伸子  永島義男

 声楽部門 = 尾崎比佐子  寺谷千枝子  市原多朗  直野資



①事前審査

  CD等で録音し提出


②予選

  2012年9月8日(土) 弦楽器部門
  2012年9月9日(日) 声楽部門

  【会場】 栃木県総合文化センター メインホール
  【参加者】 「事前審査」合格者
  【方法】 演奏順は主催者の抽選により決定。
        一般公開で行います(入場無料)。
        審査の都合により、演奏を途中で打ち切ることがあります。
        参加者の演奏に要する経費(旅費等を含む)は支給しません。
        主催者によるピアノ伴奏者、譜めくり者等の手配はありません。
        ピティナ伴奏者紹介
  【合格発表】  合格者の発表は、弦楽器部門は9月8日(土)、声楽部門は9月9日(日)の審査終了後、

           ホームページ等で発表します。•参加者には郵送で結果を通知します。


③本選

  2012年10月27日(土) 13:00 開演予定
  【会場】 栃木県総合文化センター メインホール
  【出場者】 予選合格者
  【表彰】 優れた演奏者に対して、次の賞を授与します。
     第1位(副賞 100万円)  第2位(副賞 50万円)  第3位(副賞 10万円)
   ※上位入賞者には、栃木県交響楽団特別演奏会、ガラ・コンサート等、当財団や栃木県等が

     実施する演奏会へご出演いただきます。(規定の出演料をお支払いします。)
  一般公開、入場は無料(整理券)です。

で、

■事前審査曲は

ヴァイオリン〔課題曲〕
 (1) パガニーニ:24のカプリス Op.1 から No.20 ニ長調 ※リピート、ダ・カーポなし
 (2) J.S.バッハ無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番 ニ短調 から アルマンド ※リピートなし
ヴィオラ〔課題曲〕
 (1) カンパニョリ:41のカプリス Op.22 から No.17 ※リピートなし
 (2) レーガー:無伴奏ヴィオラ組曲 Op.131d 第1番 ト短調 から 第1楽章
チェロ〔課題曲〕
 (1) ポッパー:40のエチュード Op.73 から №15
 (2) J.S.バッハ無伴奏チェロ組曲 第2番、第4番、第6番 から 任意のプレリュード
コントラバス〔課題曲〕
 (1) ハンス・フリーバ:組曲「古い様式による」 から プレリュード
 (2) ハンス・フリーバ:組曲「古い様式による」 から ガヴォット ※リピートなし
※(1) (2)の順で録音すること(曲ごとにトラックを分けること)


昨年はピアノと金管

        参加申込者 事前審査合格者 予選合格者
ピアノ部門       57         36        6
金 管部門      89         38        6
合   計       146         74       12


で、予選および本選の結果はコレ↓


《ピアノ部門》 6名/演奏順
 1位 佐野 良太(さの りょうた) 桐朋学園大学2年 東京都在住/大阪府出身

 2位 脇  絢 乃(わき あやの) 東京音楽大学大学院修了 埼玉県在住/鹿児島県出身
 3位 秋田 街子(あきた まちこ) 桐朋学園大学研究科修了 栃木県在住/栃木県出身
 3位 日高 志野(ひだか しの) 東京藝術大学大学院1年 神奈川県在住/神奈川県出身
    稲村 洋之(いなむら ひろゆき山形大学大学院修了 山形県在住/山形県出身
    若松 寛子(わかまつ ひろこ) 桐朋学園大学3年 埼玉県在住/東京都出身

《金 管部門》 6名/演奏順
〔チューバ〕

 1位 麻生 雄基(あそう ゆうき) 東京藝術大学4年 東京都在住/千葉県出身
   石丸 菜菜(いしまる なな) 東京藝術大学2年 東京都在住/埼玉県出身
   林  裕 人(はやし ゆうと) 東京藝術大学3年 神奈川県在住/神奈川県出身
   吉濱 拓志(よしはま ひろし) 洗足学園音楽大学卒業 神奈川県在住/神奈川県出身
〔ホルン〕

2位 所村 映李(しょむら えり) 東京音楽大学卒業 千葉県在住/千葉県出身

〔トランペット〕

3位 松原真太郎(まつばら しんたろう) 桐朋学園大学卒業 埼玉県在住/岡山県出身


ふーん。全国から応募あるんだねぇ。





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