20130721_日光前白根山のコマクサ その5
■20130721_日光前白根山のコマクサ
コマクサを充分堪能。
白根山の南斜面にもコマクサはあるそうですが、いずれも白根山域にはコマクサは無かったそうな。
DNA鑑定によれば草津白根のコマクサと同じだそうで、どなたかが移植したらしい。
いわゆる外来種になるので白根山域の生態系を壊すことになるのかもしれませんが
観光客としては嬉しいもの。
9:30。
本日の目標は達成できたので、ここでのんびりと楽しむ。
コーヒーを淹れて白根山を眺める。
シートを敷いて、登山靴を脱ぐと気持ちが良い・・・・・のだが、今日は寒い。
気温が14度程度だが、風が冷たい。
ザックからソフトシェルを取り出して着る。それでも寒いのでフードも使ってみると少し暖かくなった。
ここから富士山がよく見えた。今度登ってやるから待ってなさい。
夏山の定番品の冷やし中華を持って来たものの、あまりに寒いのでカップラーメンに変更。
暖かい食べ物の方がありがたい。・・・もののやはりカップヌードルはうまくないなぁ。
麺が嫌いなのです。もう少し何とかすれば良いのに。
30分近く休憩したので、戻ることにする。帰りには湯元温泉で温まろう。
これから戻る五色山までの稜線。
五色沼の山名板と道標。紫外線でペンキの色が抜けて判読が難しい。
本日は五色山から五色沼に下って奥白根まで行こうかと思ったけれど、この山頂に到達したとたんその気が無くなった。次回は下って大回りに一周してみよう。
五色山直下で道を聞かれた。湯元温泉へ下りたいというので途中まで話しをしながら下った。
マラソンをやっているそうで、去年は東京マラソンで出たそうな。ただし抽選で当たらないのでやむなくチャリティで。・・・ということはエントリー費用1万円+寄付最低10万円=11万円!それくらい出たかったそうな。
で、ボクが出たのは・・・と、記憶を辿ってみたら2009年だった。あれから4年も経っているのだな。
ランナー氏とは国境平でサヨウナラ。いろいろ話しをしながらだったのでここまでの20分があっという間だった。話の内容以外の記憶は残っていない。複数人でヤマノボリすると話しに花が咲いてヤマの景色とか見るのがおそろかになり、どうしても印象が非常に薄くなる。
単独のほうがヤマに正面から向き合える。もちろんグループはグループで登るいいところがあるけどね。本当にヤマを楽しむのは単独に限ると思う。
ボクの場合興味があるものを発見すると写真を撮ったり観察したり、ボ~ッと眺めていたかったりしする。グループだと同行者に迷惑をかけるのでガマンしてしまう。
お気をつけてと見送って僕は金精峠を目指す。足取りも軽く金精山。
ここで湯元方面を眺めながらザックを降ろして10分休憩。峠までもう少し。
途中、草刈機で登山道の笹を刈ってくれている方と出会った。金精トンネルからずっと整備されているそうで大きくて思い機械を担いでここまで来るのはタイヘンだったと思う。「ご苦労様です、ありがとう」とお礼を言って見送った。
先ほどまでいた金精山を振り返る。カッコイイヤマだ。
金精峠に到着。まだ12時前だからここから温泉ケ岳に行こうと思えば行けるけれど、
そんな考えも少しあったけれどここに着いたら雲散霧消。
湯元で温泉が良い。
ここの道標は新しくなったようだ。
金精山の左に見えるのは飛行機ではなくトンボ。このあたりたくさん飛んでいた。
登山道で発見したヤマオダマキ。
12時11分。下山完了。まだ結構な数の車が残っている。
↓だってさ。ヤマに行く特は25000分の1の地図とGPSは必携だよね。
それと余裕を持った計画。遅くても14時には下山したいものだ。
本日のオヤマも満足のいくものだった。
■20130721_日光前白根山のコマクサ