20130818-19_鳳凰三山 その９
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朝5時に山小屋を出て、薬師岳まで歩いて4時間。ここで稜線歩きは終了。
ここで北岳も見納め。
富士山も見納め。9時だけれど既に上昇気流でガズが出てきた。
少しの間はハイマツの中の道だけど
すぐにシラビソとシャクナゲが出てきて、樹林帯の道となる。ガスも出てきて展望も無く、退屈な道。
結構険しい下り。途中大岩が出現。これが有名な御座石。
9時に下りだして、ず～～～～と厳しい下り。もう嫌というほど下る。もともと下りは嫌いだけど、ヤマノボリしていてこの下りほどつらい思いはしたことがない。そのせいで写真なんか数枚しか撮っていない。
下ること3時間でようやく林道に出る。この時点で大腿筋はパンパン、両足の親指＆小指は靴擦れを通り越して皮がベロリと剥けてしまった。絆創膏で応急措置したけれどダメダな。次回のヤマノボリの際は何か対策を立てないと。靴下が悪いのかな。マラソンのように五本指ソックスはどうだろうか。
林道歩き1時間半を経て青木鉱泉までもうすぐ。青木鉱泉まではショートカットがあるというので進んでみたら完璧に川を渡渉するんだね。増水時はダメって書いてあったのはこういうわけか。
こんなハシゴを渡るんだね。ゴアの登山靴でないとだめだね。
2時前にようやく駐車場に到着。この時点で１．７Ｌ汲んできた水はゼロになっていた。足腰もフラフラ状態。昨日満杯だったのに本日はこんなもん。ほとんどの人は土日だったわけだ。
初めての南アルプス。森林限界までが長くて長くてたいへんだったけれど、稜線歩きは天候にも恵まれて最高だった。
どんな苦労があってもこの景色が見えるのならまた来たい。
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