NAVI&TVモニタの走行中抑制機能解除
自動車走行中は運転者が運転に集中できるようにNAVIの操作やTV映像のモニタ出力ができないようになっています。それを解除する作業を行ったので備忘として記録します。
また、私のNAVIはUSB接続したIPODの充電や操作が可能なのですが、オプションで高価なので自前でそれも可能とさせたい。
用意する材料は次の2つ。
①NAVI&TVモニタ出力可能とするためのカプラ
要は①車速パルスを遮断することと②パーキングブレーキ信号を与える=アースに接続してあげれば良いので、自作でもできそうだけれど面倒なのでヤフオクで一番安いのを落札。
コレ↓ 落札価格1,312円(送料無料)
②NAVI背面からIPOD用のUSBポートを出すためのケーブル
悩んだ挙句、自作パソコン用の部品を使用。
サンワサプライのTK-USB2 [USBケーブル USB Aコネクタメス-バラ4P メス] 260円(送料無料)ヨドバシ.comは送料無料なので便利。
①の部品は5,000位で売っていたりする。
②はトヨタ純正だと15,000円。いずれもボッタクリ。取付を業者にやってもらうと取付工賃がさらに5,000~10,000円かな。
もったいないので、自分でつけるわけです。
まずはNAVIを取り出さねばならない。
パネルはがしを使って次の通りすすめる。
中央のコンソールパネルをはずしていく。
シフトノブ、モニタ周りが2枚、パワースイッチ周りが1枚、さらに下から左側面のパネル(これだけアイボリーだ)が1枚。
まずはシフトノブ周り。道具を使って爪をはがしていく。
とれた!この後もそうだけど後でつけるのが面倒なのでカプラはつけたままで作業する。
アイボリー部分は下からはがしていく。上下に長く細いので割らないように慎重に。
できた。あとはモニタ回り。
パワースイッチの部分が干渉してとりづらいけど面倒見ながらはずす。
全部はがせたらNAVIを留めている4本のねじをはずしにかかるのだが、純正NAVIの場合盗難防止のために鍵の機能を持った特殊ネジで留まっている。(ナビゲーションロックと言うらしい)
こんな風に鍵と同様にいろんなパターンのねじ頭になっている。左がねじの頭で、右が鍵にあたるレンチ。
このレンチをソケットレンチにとりつけないと外せない。
全部はずせたら、養生してNAVI背面にカプラを取り付ける。
取り付けるのは画面左から3つ目のソケット。
これをいったん外して、購入したカプラを割り込ませる。
もとの位置にカプラを挿入すれば良い。あとはアースを適当なねじに挟み込む。上部左の2つのカプラは空きになってるけれど撮影のために外したもの。この2つは電源だ。
それからUSBのほうは上の写真の茶色のソケットに接続すればよい。USBのメスのケーブルの末端は4本に分岐しているので、ビニールテープでぐるぐる巻きにしておいてから接続する。
配線は↓上がNAVIのコネクタ。下がUSBケーブルの端子図。両方をよく見てただしく組み合わせてからテープで結束。
NAVI全部のコネクタはこうなっている。
茶色のカプラに差し込んで完了。
全部元に戻しておしまい。約1時間だね。次回は20分でできるかな。
なお、カプラからはもう一つプッシュ式のスイッチが出ている。これを適当にハンドル周りに貼り付ける。
このスイッチをONにしていると車速パルスが送られないので、NAVIは停車中と誤認して操作可能にしてくれる。なので当然GPSも作動しない。つまりNAVIとして機能しないため操作終了したらスイッチをOFFにしないといけません。