SIRIO P.F662
昨年、鳳凰三山の下山したとき、泣きたくなりました。
足が痛くて痛くて・・・。靴を脱いでみたら親指と小指の皮がベロリと剥けるほどの靴づれなのでした。
いつもいつも足先が痛いと思いながらも我慢していましたが、さすがに長時間の下り。我慢できなくなったわけでした
こんな思いはしたくないと、春になったらベストフィットの靴を買おうと調査していたわけです。
そういえば、マラソンシューズも同様な症状で、フルマラソンに出れば爪が黒くなり(内出血しているわけです)、その挙句は爪がはげたりしていました。スポーツショップの店員さんに相談すると、これではいかがと、スーパーワイドをオススメされた。確かに履いてみればラクチン。それではとそれで走ったところ、無傷で完走できたわけでした。
つまりは、ボクの足は甲高幅広なんだ、というわけでした。
そこで、ワイドタイプの登山靴をサーチ。今の靴もワイドタイプのモンベル製を選んだわけだけれど、しっくりこない。というか合わない。日本製なら良いかと思ったわけだけどそういうわけでもない。日本人が作っているわけじゃないしな。中国製だよね、モンベルは。
これならその前のAKUの靴のほうがまだ良かった。(AKUはイタリア。)
調査の結果、SIRIOあるいはザンバランが良いのではないか、ということがわかった。
そこで、宇都宮駅前の好日山荘へ行ってみた。
店員さんに相談すると、やはりおすすめされたのはSIRIO。
その理由。
1.SIRIOは幅広のモデルがある。
2.同様の相談は多いが、SIRIOをオススメするとほとんどに人が満足してくれる。
3.SIRIO上級モデルならイタリアで製造している。やはり長年靴を作ってきたイタリア人の作るものは良い。と、いうもの。中国やベトナム製は安いけれど、履けば違います。
とのこと。
そもそもSIRIOは、「日本人に適したイタリア製ハイキング・ブーツが欲しい」と考えた、花香昌男がイタリアALP社との共同研究により木型からラバーソール、アッパーなど、すべて日本人向けに開発した日本の登山靴ブランドだそうで、SIRIOをいろいろと試させてもらった。
気に入ったのはコレ。
Sirio P.F.68 GTX \31,000(税別)
ワイドタイプであるほか、なんと重量が680gしかない。
軽い軽い、これなら舗装道路でも楽チンに歩ける。
これにしようかなぁ、と思ったけれど、念のため、もひとつ気になったヤツも試してみた。
Sirio P.F.662 GTX \39,000(税別)
これは重い、820g。68と比べると圧倒的にゴツイ。ソールもかなり固いな。
Sirioのフラッグシップと言うだけあって、しっかりしている。
アッパーが皮製なので、使い込んでなじませるという魅力もある。
お借りして30分ほど店内を歩き回ったあげく・・、これに決定。
下調べもしてあったので、Sirioを選択することはほぼ決まっていたけれど、どうせ買うのなら良いヤツを少しづつ使い込みながらなじませたいという気になったわけで。
少しオーバースペックな気もしますが、逆よりはいいかな、と。
シェイクダウンは古賀志山だな。