栃木からのヤマノボリ日記

登山記録とやったこと、考えたこと

台風一過の北アルプス・燕岳に行ってきた その2

 登山開始!

登山口からすぐに急登です。折り返しながらグイグイ高度を上げていきます。でも体がなれていないので暖機運転が必要。はやる気持ちを抑えてゆっくりゆっくり登っていきます。

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滑落危険の注意書きがあるけれど、この登山道に危険箇所はないですよ

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唐松の緑が僕は大好き

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オオカメノキ(ムシカリ)の実

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きれいでしょ

30分も登ると汗がドンドン出てきます。最初は重かった体が少しづつなれてきて軽くなっていきます。さあて、今日も行くぞ!と気合が入ります。と、思う頃第一ベンチが出てきます。この合戦尾根の登山道は30分程度の感覚を開けて休憩しなさいよ~とベンチが出てきます。僕はせっかく体が温まったのを無駄にしたくないので第一ベンチはスルーしました。そして1時間ほどして第二ベンチで休憩。

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皆さん休憩中

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まだまだゴールは先ですよ

この頃になると高度もかなり上がってきて周りの山が見渡せるようになります。

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そして、花崗岩の地層が出てきました。

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燕岳は花崗岩の山です

前日の台風の傷跡

高度が上がって来ると何本か倒木がありました。沢道ですが、かなりの風が吹いたことがわかります。うまい具合に登ったり、迂回したりすれば通れないことはありませんでした。

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登山道に向けて倒れた樹木

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登山道を塞いでいますが辛うじて左右から迂回できました

いよいよ表銀座の稜線が見渡せる

行程の半分も過ぎると富士見ベンチが出てきます。このベンチに腰掛けると真正面に富士山が小さく見えるのです。もっとも上りの時は雲に隠れて見えず、帰りにはかすかに確認することができました。

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富士見ベンチ!

富士見ベンチを過ぎると花崗岩の大岩がゴロゴロとしてきます。そこをエイヤッと登っていきます。もっとも足場がきちんと整備されているので登りづらいことはありません。

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青空めがけて登るのだ!

そのうち、(よく気をつけないと見過ごすのですが)このあたりで今日の目的地燕山荘が遠望できます。

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遠くに燕山荘

そして、左手には待望の表銀座の稜線を見渡すことができるようになります。そう、雄大大天井岳です!

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これが大天井岳

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ちょっとズームしてみると・・

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左手に見えますのが大天荘という山小屋です

大天井岳の高度は2,922m。今いるのが2,300mくらいですね。大天井岳が見えてくると「ああ、北アルプスに来たんだなぁ」と実感します。

 

動画はこちらですよ~

www.youtube.com