栃木からのヤマノボリ日記

登山記録とやったこと、考えたこと

20111120_鞍掛山 その4

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12:50 532ピークで昼食(30分間

15:00 559ピーク

15:30 富士見峠

16:00 北登山口

16:15 森林公園駐車場

ヤマノボリ始めたのが9時。

お昼を13時に食べまして、だいたいの心積もりでは15時には下山しているわけですが、ただいま既に14時。

で、かなり薄暗くなってきております。鞍掛~古賀志の尾根で、ボクが知っているのは559ピークから先。

そこまで行けば、安心なのですが、それまでたどり着けません。


紅葉を楽しむ余裕もなくなりまして、かなり焦りだしました。


ヤマノボリスト


そんなボクを追い越していく方が。。。


ランニングシューズの長袖Tシャツ、短パンにハイソックスという軽装のトレイルランナでございます。

ボクよりご年配とお見受けしました。


こんちは、と挨拶して先に行かれましたが、30分もした頃またお会いしました。


引き返してこられたみたいです。


この先、道がないんだよねぇ。と。


ガーミンで確認したところ、ルートを外れています。


どこで間違ったのかわかりませんが、尾根を直進するところを直角に右折してしまったらしいです。


下の地図の真ん中の○印の部分です。


こりゃ違いますよと正しい道まで同行しまして、そんじゃとお別れしました。


ボクは、もう脚が重くて重くて先に進むのがおっくうでした。


足元だけを見て、歩いていると・・・


急に右の尾根の木から真っ黒なものがドーンと地面に落ちたかと思うと、斜面をササッと下っていきます。


暗かったのではっきりとは見えませんでしたが、クマに違いありません。


きっと木上で一心に実を食べていたところを、ボクが通りかかったので、驚いて逃げたのでしょう。


宇都宮のヤマだからと、クマ鈴をならしていなかったのでした。


下手をすればクマと鉢合わせするところでした。


ちとドキドキします。危なかった。そこからは鈴をリンリン鳴らしてあるきました。



さらに次の○印のところで、引き返してくるおじさんに合いました。


ここでも間違えたのです。踏み跡がよくわからないのであります。


で、おじさんはびびってしまって、そこからは二人で一緒に歩き出しました。


(このあたり写真がまったくありません。アセっていたんです。写真とる余裕はまったくありませんでした)


ヤマノボリスト

歩きながらポツリポツリとオハナシしまして、やはり低山は怖いねぇと、ガーミンは必携だねぇということに。



で、15時。ようやく559ピークに到着しました。


見慣れた景色が広がってます。ここまでくればもう安心。どっと疲れが出ました。


思わずヘナヘナと腰を降ろしちゃいました。

ヤマノボリスト


おじさんは本日は小山から来られたそうで、10時に入山して、4時間くらいで古賀志経由で帰れるという計画だったそうです。

ヤマノボリスト

とにかく、腹減ったよということなので、盛っていたチョコを差し上げましたが、・・・あまり腹の足しにはなりませんでしたなぁ。
ヤマノボリスト

559ピークで小休止しまして、富士見峠に下ります。


途中、こんな風景に出会いました。


たしか杉林だったところです。

ヤマノボリスト


ヤマノボリスト

これって、先日御岳から見たココですねぇ。


この左のヤマのハゲてる部分です。かなり根こそぎ伐採しちゃったわけですね。


ヤマノボリスト


ま、富士見峠でおじさんとはお別れしました。おじさんこれから東稜見晴らし台にいくそうな、タフだなぁ。


ボクはもう体力の限界でしたので、サッサと下山。北登山道をくだります。


で、16時には下りてこられました。

ヤマノボリスト


ああ、よかったなぁ。無事下山できて。


ここまで来てようやく湖畔のモミジを楽しむ余裕が出てきます。

ヤマノボリスト

そんなわけで、赤川ダムのきれいな夕景を撮影はできましたが、いろいろ考えるところの多いヤマノボリでした。
ヤマノボリスト


はい、これが工程図。


鞍掛山頂からピークがいくつあることか?


長さは短いもののみんな急登なんだもん、これには参りました。

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結局、累積標高1,200m。距離14キロ。


男体山登ったのと同じくらいですが、でも比べ物にならないくらい消耗したなぁ。

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