20120926_白根山を見よう~金精山&前白根山 その2
■8:45 25分で金精峠に到着。ここで4組 10人くらいの人が休憩中でした。平日なのにねぇ。もっともみなさんリタイアされた方のように見受けられました。
■8:45 朽ち果てないように金属製の道標。・・・だけど風情がないねぇ。やはり木製がいいな。
■8:45 北側にあるのが温泉が岳。「ゆせんがたけ」と読む。2332m。なだらかな山容です。峠にいたご夫婦はどこに行くのか決めていなかったようで教えてあげたら、湯泉が岳に向かうことになりました。金精山はちと険しいからね。奥さんはココまでの登りで疲れたとおっしゃってました。だとするとチト無理かもね。
■8:47 金精神社です。ちいさいけれど堅牢な祠。コンクリート製だね。その奥にある三角の鋭鋒がとりあえず目指す金精山、2244m。こんな急斜面本当に登れるのかなぁ、と不安になる。
■東斜面は笈吊岩(おいつるいわ)という急な岩壁。登山道は北(左)側についていますが、この角度ですから梯子があったり、あちこちにロープが張られています。
■金精神社
「金精」とは・・・Wikipediaに詳しく書かれていますのでご参照ください。リンク→★
なんじゃそりゃ!というお話です。残念ながら扉が閉まっておりますのでご本尊は拝めません。
窓まで覗けないように封鎖されておる。昔は開示されていたみたいです。中身はココ リンク→★
■8:53 さて、金精山を目指しましょう。このような気になるカンバンがあります。大震災の結果できたわけではなく、2001年3月にこの下8kmのところで発生したM4.9の発震によるものらしい。震度5程度だったもよう。
当時の写真。このあたりアチコチで斜面が崩落しているし、危ないよね。11年たった今はたぶん土砂で埋まってしまったのか亀裂は見当たりませんでした。
ヤマノボリしている時、ここで大地震に遭ったらどうしよう、とチラッと考えることがよくあります。
あの大岩が落ちて来るかもな~とか、この崖が崩落して下の谷に真っ逆さまかな、なんて。
ま、そんなことを行っていたら街中を歩いていても車が飛び込んでくるかもしれないし、安全なわけではないけれど。
ブロガーのゆきえさんが去年の大震災のときに奥久慈男体山にいらっしゃって恐ろしい思いをしたのを読んでいるから、ことさらリアルに想像できてしまうのですね。 ゆきえさんのブログへのリンク→★
■8:48 そんなことを思いながら峠を後にします。湯泉が岳のむこうの青空が輝いてるな。
■9:03 金精山に近づきますとその荒々しさが増してきます。こんなところ登れるの?
■8:54 登山道は金精山への稜線稜線を外れて北西の斜面を巻いて行きます。直登だと険しすぎるもんな。
■8:56 洗い堀状態になっていて歩きづらい。
この辺、ジメジメしているのでキノコの類がアチコチに生えてました。名前不詳ですがおいしそう!
あまりにも鮮やかな黄色にギョッとしてしまいました。ツノフノリタケ?
真っ赤な実もあちこちにあってきれいでした。