20130607~08_水芭蕉咲く尾瀬ヶ原 その6
夕飯も食べたれどまだ寝るわけにはゆかぬ。
雨が上がったので外で景色を楽しむこととする。
小屋全景。右奥が別館。お風呂はここにある。
今回2名での宿泊だが、本日は混んでいるらしく相部屋となった。ボクら2名+1名+1名の4名。
屋根裏部屋みたいなところだったので冷遇されたのではないかと詮索した。
他の人の受付を見ていると2名でも個室になる人もいる、それと別館は鍵を渡されているようだった。
ほかの人とボクらはどこか違ったのか知らん?
ベンチに座ってボーッとする。ビールでも飲めばよいのだろうけど寒いのでその気なし。コーヒー淹れようかとも思ったがなんだかメンドクサイ。
目の前を通り過ぎる団体さんを眺める。雨の中ご苦労様です。
目の前に至仏山がドーンと聳える。というとカッコイイのだけれど尾瀬ヶ原は広大なので遠くに見えるのだ。写真にとるとこのようにでかく見えるけどね。
それでもモヤがかかってよい景色。
尾瀬は宿泊しなくてもよかったけれど、夕刻と朝の雰囲気を楽しみたくて泊まった。
まさに、今がゴールデンタイム。
小屋方面を望むと燧ケ岳が(こちらは)ドーン!
カッコいいなぁ、でかいなぁ。と楽しむ。
消灯時刻は9時。だけどやることがなくて僕らの部屋は8時に消灯。
なかなか寝付かれなくて塗炭の苦しみだったけれど、おおきないびきをかいていたらしい。
ウトウトしては起きるの繰り返しだったようだ。夜中トイレにk2回立つ。夜半はドシャブリの雨だった。明日もダメかなー。
と、翌朝やはり雨でした。この中出かけるのは気が進まない。
朝食は5:50から。シャケ、山菜とニンジンのゴマあえ。ゴマ豆腐。のり、厚焼き玉子、味噌汁。
可も無し不可もなし。
至仏山方面。まったく見えません。
5時頃から出発する人もいたが皆さんご苦労様です。ボクたちは協議の末三条の滝に寄ることも無く、大清水に降りることもなく来た道をまっすぐ帰ることにしました。昨日の雨と残雪で通行がかなり困難らしい。
ただし、昨日通らなかった尾瀬ヶ原の真ん中を貫くコースをとることにした。
たぶん今回の山行で一番ビューテュフルな水芭蕉。
さようなら、バイバイと見上げても燧ケ岳は雲の中。
見晴しの小屋ももう泊まらないだろうな。
実際泊まってみて考えたのは、尾瀬に一泊するのはどうかなと。
尾瀬ヶ原を堪能するのは日帰りで充分。泊まる価値があるのは至仏山と燧ケ岳を2日に分けて楽しむ場合くらいだろうな。ボクの場合家から近いから2階に分ければよいわけだね。
茶色の湿原からポヤポヤとミドリの若芽が伸びだしている。一雨ごとにミドリが濃くなっていくのだろう。
竜宮小屋近くの川。水芭蕉のハッキリ言うと「見飽きた」←それほどタクサンあったのだよ。
こういう景色が好きです。
水量多いねぇ、怖いくらいだ。
ギョウジャニンイクの群生。ちょいと失敬したくなるような量。
前にあるのは竜宮小屋。
ここに泊まってもよかったなー、キャパ80人。この場所は1軒のみ。静かだろう。
その7に続く。