20130818_鳳凰三山 まとめ
■20130818_鳳凰三山 のリンク (順次更新)
宇都宮から登山口までが遠い遠い。
それだけでなく、登山口から山頂までも遠かった。
いちばん堪えたのが5時間にもわたる下り。二度とこのコースは歩きたくないっ!
下山後2日経った今でさえ階段を降りるのがツライのだ。
登山口は青木鉱泉。旅館があるもののそこまでの道が半分舗装、のこりは未舗装。道幅も狭くすれ違うのも難しい。鉱泉の登山者用駐車場に車を置いて登山開始。(駐車料金は1日750円)
鉱泉からは2つのコースがある。一つはドンドコ沢コース、もう一つは中道コース。ボクが選択したのはドンドコ沢。こちらのほうが急なので下りには使わないほうが良いとの情報あり。
急とは言えスタートしてしばらくは樹林帯の中のゆるやかな登り。樹林帯の中で景色は変わらず退屈だがところどころ滝や沢が出現するので、顔を洗ったりのどを潤したりしてちょうど良い休憩タイムとなる。
たいした登りではないと思っていると3分の2程度のあたりから急坂となる。と言っても上り慣れた男体山ほどではない。本日は2,300mにある鳳凰小屋に宿泊する。100人以上の定員。日曜日なれどかなりたくさんの人がいた。
夕飯はカレーライス。山小屋に多くは求めないがあまりにひどい。ウマイマズイの話しではなく、ジャガイモやニンジンが生煮え。ガリガリしている。それでも皆さん特に不平も言わずに食べていたのが不思議だった。
翌朝4時に起床。5時前に登山開始。まずは地蔵ケ岳を目指す。途中でご来光を拝む。地蔵ケ岳は山頂のオベリスクで有名。山頂まで砂礫のズルズルした坂を行く。
山頂からは甲斐駒ケ岳がドーンと見渡せる。これが本日一番の感動だった。
オベリスクの途中まで登って(怖いので途中でやめたのだ)、次に最高峰の2,840mの観音岳までの稜線をを行く。途中赤抜沢の頭というピークを経て1時間少しで到着。この稜線は素敵だ。右に白根三山(北岳・間ノ岳・農鳥岳)を望みながら歩く。
前方に富士山のシルエットを見ながら最後のピーク、薬師岳に向かう。山頂は広い広場になっていて多くに人がお弁当を広げていた。
いつまでもここに居たい位の絶景だったけれど、少しずつガスが沸いてくる。山に沿って上昇気流が派生しているのがわかる。
ここからスタート地点の青木鉱泉まで樹林帯の道を下る。行けども行けども同じような景色。さらに急坂なので両足の筋肉が悲鳴を上げる。転げ落ちてしまいたいくらい。延々5時間の下りをこなして鉱泉に着いて頃には水もなくなり、もう一歩も歩けない状態だった。
鳳凰三山、初心者用のヤマとして紹介されているが、そうかな?
確かに危険箇所はないけれど、この長い上り下りは体力的に初心者では無理ではないか。
まぁ、その分すばらしい景色を楽しめるけれど。これでガスっていたら泣きたくなるとおもうけれど。
■行程
【1日目】
2;40 宇都宮→3:15 鹿沼IC→伊勢崎IC→本庄→秩父→山梨→一宮御坂IC→7:34韮崎IC→8:16青木鉱泉
8:50 青木鉱泉→11:10 南精進滝→12;10昼食休憩(20分)12:30→14:14 五色の滝→15;30鳳凰小屋
【2日目】
4:53 鳳凰小屋→6:15地蔵ケ岳→8:25観音岳→8:55薬師岳→10:21御座石→13;53青木鉱泉
■1日目
距離 7.3km
沿面距離7.8km
累積標高 +1,766m
-481m
所要時間 6:41
■2日目
距離 9.9km
沿面距離10.4km
累積標高 +650m
-2,015m
所要時間 8:33
1日目
2日目
■費用
○高速道路
鹿沼→伊勢崎(休日割引) 1,000円
一宮御坂→韮崎(休日割引) 450円
○駐車料金
750円×2日=1,500円
○山小屋(1泊3食)
9,000円
○日帰り温泉(ゆーぷる韮崎)
700円
○高速道路
佐久→鹿沼(平日通勤割引) 2,750円
○走行距離
約600km
その1につづく
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