原発その2
ここまでの福島原発問題を はしょって わかりやすくまとめると・・・・
11日米軍が空輸しようとしたのは軽水ではなくてホウ酸。
しかし、東京電力はホウ酸を注入すると事故後の復帰が難しくなるため、ホウ酸の注入を拒否。
軽水の注入による原子炉本体の冷却に固守した。
ところが、その後、いくらやっても水位があがらず、どうも配管ラインの一部が損傷しているため冷却水が十分に供給できないことが判明。
11日未明には蒸気放出の要請を政府に出したが、今度は、政府は総理が視察に行くため、危険な蒸気放出はとどめるように解答 。
蒸気放出のための手続きは結局、総理の偵察が終わった夜明け以降に実施。 (この辺はパーフォーマンスなのか、人心安定させるための高等技術なのかは不明)
原子炉外部容器内の圧力が既定値の2倍以上に高まり、蒸気放出作業は2時過ぎに実施できたが、3時半には爆発事故を起こした。
ここにいたり東京電力は1号機の運用維持計画をようやく破棄し、廃炉覚悟の海水とホウ酸注入を決定。
しかし、現時点で海水とホウ酸が正常に注入可能かは不明。
そのため、最悪の事態に備えて政府は退去地域を20キロにまで拡大した。
・・・あとは、実際に現場で被曝覚悟で働いてくださる方にお願いして、お祈りするしか手はアリマセン。
■技術的解説はコチラ→原子力資料情報室記者会見