栃木からのヤマノボリ日記

登山記録とやったこと、考えたこと

退化

中学生の頃、文通してました。


ニュージーランド人と。


クラブ活動の一環で(英語クラブ)、英語力養成のために英語で手紙を書こう。


しかも、ネイティブの人と、というココロミ。



今になって思えば、ニュージーランド人から英語を習ってどうするんだ?!って感じがします。


ダニエル・カール見たいに訛りのある言葉を覚えちゃうジャン。


でも、目出度く数回だけで書くことが尽きたので、訛りのあるナシにかかわらず、英語は今を持っても習得できておりません。



で、そのときに思ったのは、ヤツらは何でこんなに文字がヘタクソなのか?ということ。


「ミミズがのたくった」ようなモンで、判読するのに非常に疲れる。


これは、その文通相手に限ったことではなく、その後のボクが見た欧米人の書いた文字全般にいえた事。



その理由~クラブの顧問の先生は「ヤツらは文字をめったに書かないから」だと言っていた。


欧米にはタイプライタというものがあり、手書きすることは稀であるから、だって。


書かないから、書く能力は育たない。


で、当時の日本には確かに和文タイプライタなるものはあったものの、印刷屋さんが使うような専門的なものだったからふ~ん、とあまり納得いかなかった。



その後、カシオから破格のワープロが発売されて(ディスプレイには2行しか表示されない。でもオドロキだった)、ボクはおこづかいをはたいて購入した。カンゲキした。だって自分の思ったことがキレイなフォントで印刷されて出てくるんだもの。


その後パソコンの時代になって一太郎、さらにワードと使い続けてきたのですが、その結果、顧問の先生の言うことが正しいことがわかりました。



ボクの字、年とともに確実にヘタクソになってます。もう今や判読不能な状態。


やはり、ニンゲンの能力って使わないと退化するのね。、と実感。


でも使わないとその能力が無くなるってのは、進化でもあるのかもしれん。



で、ここまではマエフリで・・・



最近本も読まなくなったなー、と。


そのかわり動画を見る機会が多い。


動画にはTVやDVDも含まれますが、文字を読むことが少ないかなーと。


本を読むのがシンドクなってきた自分に気がつくわけです、最近。

そのうち文字を書くのと同じように、文字を読む能力も退化するんじゃあるまいか?と思うコノゴロです。


もっと、本を読もう。